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ルターによる日々のみことば

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2020/6/4 (木) のみことば

もしそうならキリストと共に苦しむ

もし子であれば、相続人でもある。神の相続人であって、キリストと栄光を共にするために苦難をも共にしている以上、キリストと共同の相続人なのである。 ローマ8・17

 あなたがたはそこで、キリスト者の気高い讃美とほまれと栄光を聞きます。だれがそれを十分にたたえ、表現することができるでしょうか。それを表現することのできることばもありませんし、理性もそれを捕えることはできません。

 しかしここには、私たちにある深い人間的な弱さが見られます。なぜなら、もし私たちがこれを信じることができて、それを疑わなければ、そこにはどのような恐るべきものがあり、私を損う者がいるでしょうか。それは心の底から神に向かって「あなたは私の愛する父であり、私はあなたの子供です」ということのできる者は、地獄から来るすべての悪魔に、はっきり戦いをいどむでしょうし、喜びにあふれる心をもって、あらゆるこの世のおどかしや誇りをものともしないからです。なぜならこの父を主とするからで、この主の前に、すべての被造物はおののかねばなりませんし、主のみ旨なしには、何もすることはできません。このように、彼は、いかなる被造物もいため損うことのできないこのような遺産と領土とを持っています。しかし彼は、「もしもそうならば、私たちはキリストと共に苦しまねばならぬ」というわずかなことばをつけ加えます。それは、私たちが敬虔で従順な子供であり、肉の欲に従わず、み国のために私たちにふりかかって来るあらゆることや、肉体をそこなうことなどで苦しむものであることの証しを示しつつ、地上で生活しなければならないことを教えます。もしそうすれば、私たちはそのことばに栄光ある慰めを見いだすべきであり、見いだすでしょうし、「み霊によって導かれる者は(肉に従うのではない)、皆神の子である」という真理を喜ぶでしょう。

ローマ人への手紙8・17の講解


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