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ルターによる日々のみことば

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2017/12/14 (木) のみことば

かくされた王

門よ、こうべを上げよ。とこしえの戸よ、あがれ。栄光の王がはいられる。 詩篇24・7

 ハレルヤ、アーメン。この全き栄光はかくされており、それゆえ、主に対して門は閉じられており、だれも主を入れようとはしません。身分の高い人たちは、全力を尽して主にたちむかいますが、何の役にも立ちません。主は十字架の大能の君です。しかし、実はこの十字架のもとにこそ、主の栄光はかくされています。

 「栄光の王はだれか」。これが、主がこられる時、発せられることばです。彼らは、「この異教の人々を扇動するものはだれか」と言い、そのような名称でこの王を呼びます。栄光の王はだれか。彼らはこれらのことばを激しいあざけりをもって語り、この王に最大の侮辱を示します。主が栄光の王と呼ばれるとは、なんと不合理なことでしょうか。

 しかし、キリストはきょうも、もっとも小さい主のしもべのうちにこられ、この世の最大の人の所にもこられます。又、いやしめられた人々のうちにも、ほめたたえられている人たちのところにもこられます。主の愚かさをもって、賢い人の所にもこられます。しかし、彼らは主を閉め出し、戸を閉じるばかりか、主を追跡し、捕え、あざけります。彼らはきょうもキリストとそのみことばに反対します。しかし彼らは決してそれにうち勝つことができません。なぜなら、キリストは万軍の主だからです。主はきょうも栄光の王です。永遠に栄光の王としてとどまられ、天の万軍も地の聖徒らも主に仕え、主を礼拝するからです。

詩篇の最初の25篇の講解


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