わたしたちが祝福する祝福の杯、それはキリストの血にあずかることではないか。わたしたちがさくパン、それはキリストのからだにあずかることではないか。 第一コリント10・16
この聖餐の礼典が正しく行なわれているのをみるなら、あなたがたは、神の民が出席していることを確認するでしょう。なぜなら、前にみことばについていわれているとおりだからです。それは、神のことばがあるところには教会があり、また洗礼とこの聖餐の礼典があるところにも、神の民があるというのです。これらの聖なるものを、だれもが所有せず、用いず、執行しないとしても、神の民はそうではありません。彼らの中にはいくらかの偽りの信仰のないキリスト者がいるとしても、彼らは神の民を冒涜しません。
ごらんなさい。あなたがたはその信仰をためし、固めます。それで悩みのうちにある時、あるいは罪があなたがたを取り巻く時、あなたがたは聖餐の礼典を受けに行き、心からそれとそれが意味するものを希望します。そして聖餐の礼典が宣言するとおりのことがあなたがたになることを疑いませんし、またキリストとすべての聖徒たちが、そのすべての徳、苦しみ、恵みをもって、あなたがたと共に生き、働き、休み、苦しみ、そして死ぬために、あなたがたに近づかれ、あなたがたと共に持っているものがことごとくあなたがたのものになることを疑いません。もしもあなたがたがこの信仰を実践することを喜び、それを確かにするならば、あなたがたは、神があなたがたのために聖壇の上に備えられた、豊かな喜ばしい婚宴の食事を経験することでしょう。
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